2007-01-21

共に働く

米国防総省は18日、ロイター通信に対し、イラクでの米軍の費用が今年は月額84億ドル(約1兆円)に達し、2003年の開戦時の月額44億ドルからほぼ倍増する見通しであることを明らかにした。(2007年1月19日20時29分 読売新聞

イラクの米兵が増派されて約16万人になるらしいですから、月額、一人あたり625万円になります
月額でっせ
ハイテク戦争などやってられませんわなぁ

ちょっと調べましたが、世界の約半数の国のGDPよりイラクでの一ヶ月の米軍の予算の方が多い
年間だと1008億ドルですから、3分の2以上の国のGDPが、イラクの米軍の予算より少なくなる計算です
ニュージーランドのGDPに迫ります

CIA The World Factbook
 世界のGDPの比較

経済的に、今風の戦争はどこの国にも出来ないことが証明されましたから、世界は、ゲリラ・テロと、ミサイル恫喝競争になるでしょうねぇ

やっぱ、このくらい性根をいれて軍隊がするのじゃない世界平和の構築のほうに金を使えば、それなりの効果はあるんじゃないかと、考えてしまいますわなぁ

世界平和構築をそんなに金をかけずに根本的に達成する方法を研究する価値は、多いにあるということでしょう

戦前の日本の方法は画期的だったという話ですけどね
いっしょに働いて、出来上がったものを買い取り、相手の成長を促進するという形だったらしい
これは、最近のライオンズクラブでも言うんですけど、共に仕事する、いっしょに取り組む、問題を共有する、こういう姿勢がないと結局ばらまきで終わり、金の切れ目が縁の切れ目になります

イラクのサマワに自衛隊が置いてきた医療設備は、ちゃんとメンテナンスできてるんでしょうかね
途上国は、案外ローテクの方が、後々よかったりするんで難しいんです

現場の実状をとことん知り尽くす必要があります
手間暇かけた援助は実ります

ただこれ、ゆすりたかり国家に対抗することにはならないのよね
狼藉者に対する制裁には軍事力が必要になります
まあ、暴力事件を起こすより、勤勉に働いたほうが得ってことに気付かせる必要があります

忍耐が必要だけど、なでもかんでも戦争というよりは、ずっとましですね


非友好国の出先機関の政党のような話になりますが、違うのは、僕は相応の軍事力は必要だし行使することもあるって立場です
そのうえで、もっと金のかからない方法があるかもしれないので研究すべし、ということです

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