2005-10-17

恐れ入りました8

回峯行っていろんな形で全国にある

一番有名なのが比叡山の回峯行
12年かけて、延べ1000日間比叡の峯々を歩いて拝む
途中「堂入り」といって9日間、断食、断水、不眠の行をする
回峯はその準備だという人もいる
堂入りを10日やって死んだ者がいるから9日になったそうだ
人知れず、今でも何人も行者がいる
高野山の坊さんを怖いと思ったことはないけど、あの人たちは怖いわ

悟りを開くとか、悉地成就とか、功徳を積むとか、霊性の覚醒とか、チャクラの開発とか、結局自分がカワイイのですよ。
それが、回峯行は、そんな娑婆っけがあったらできない。
自分に執着しているうちは、始められない。
そのまま死んじまってもそれでいい、と思ってないと、できるものではない。もうちょっと、ましな自分になる、などと欲があったらできない。
じゃ、何のためやってるんだ、とご質問があれば、行者さんにどうぞ。
僕は怖くて聞けません。



大峰でも最近やる人がいる
吉野から入って歩くのだが、途中は無言でなければならない
僕の友人がその行者さんをよく知ってて、聞いた話

無言で夜の山道を歩いていたら、向こうから異様な風体の者がやってくる
人間でも獣でもない。全身毛むくじゃらで素足

伝説では、行者の力を試すため、行が進むと現れることがあると言う
強烈な恐怖で、走り逃げた
無言行でなければいけないのだが、あまりの恐怖に、途中の山小屋で知り合いの者に思わず話しかけてしまったそうだ

この話を聞いた○○さん
チャネリングしてしまって、自宅で拝んでいたら出てきた
身の毛が逆立った
いつも首から提げているお守りを引きちぎっていったそうだ



熊野では奥駆けという
これは一般の人も参加出来る

それで、仲間入りできないか、熊野の坊さんに相談した

「奥、駆け、だから山の中を歩くんじゃない。走るんです。あんたじゃ、無理」


恐れ入りました


♪ぶよぶよだもんな♪

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