一字金輪供のしくみ
一字金輪仏頂は仏舎利を神格化した存在で、仏滅後の釈尊の存在感を根拠にしています
金輪とは太陽のことで、仏滅後にも否定することのできない釈尊の存在感を太陽の光に例えています
金輪の太陽の光に照らされて月輪観の月は輝いています
密教で仏菩薩が月輪中に観想されるのは、太陽に照らされて初めて月が輝くのに例えられているのです
念誦法の時、金輪咒を必ず唱えなければならないのは、金輪の威徳で念誦の功徳が消されてしまうのを防ぐためではなくて、仏菩薩の輝きは金輪の太陽の光そのものだからです