2005-11-10

愛染明王



愛染明王像  一幅  

長保寺蔵

絹本著色 縦90.1 横42.9
桃山(16世紀)
赤身一面三目六臂で、獅子冠を被り日輪を背に宝瓶の上に載る通形の愛染明王像である。密教においては五秘密菩薩の中尊・金剛薩捶の所変として広く信仰された。また、敬愛・調伏を祈る愛染明王法の本尊として、独尊の画像が描かれ、類例も多い。


赤く輝くのは、敬愛慈悲の深重のため
太陽の中に住するのは熾盛の勇健の菩提心を表すため

衆生の愛欲を、仏の法を求める愛着に変えるとされている
愛情、情欲の心がそのまま、仏法を敬い衆生を救う境地となる

愛のキューピットが弓矢を持ってるけど、このほとけさんも持ってますな

僕にはまだよくわからないけど、仏の境界には光も闇もなく、光だけになるのだろう
大慈悲の心があれば、欲望がそのまま、仏の境地であるという


大欲得清浄 大安楽富饒 
三界得自在 能作堅固利  金剛頂経 

大いなる欲が清浄をえたならば 大安楽にして富みさかえ
三界に自在をえて よく堅固なる利をなす



♪でも、なんで怖い顔すんの♪

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