2006-02-07

大懺悔

例時作法大懺悔(れいじさほうおおいさんげ)

あまねく四恩と三有法界のために 仏を礼し懺悔して永く三障を除かん

至心に懺悔することかくの如し。

一切世界の諸仏世尊は常に世に在りて住す。この諸世尊はまさに我を慈念し、我を憶念し我を證知したまえり。

もしくは我がこの生、もしくは我が前生、無始の生死よりこのかたの作るところのもろもろの罪、自覚して知らざるも、もしくは自ら作り、もしくは他に教えて作り、作るを見て随喜す。

もしくは搭もしくは僧、もしくは十方の僧物を、もしくは自ら取り、もしくは他に教えて取り、取るを見て随喜す。

あるいは五逆四重無間重罪を作り、もしくは自ら作り、もしくは他に教えて作り、作るを見て随喜す。

十不善道を自ら作り他に教え、作るを見て随喜す。

作るところの罪障、あるいは覆藏あり、あるいは覆藏無し。

まさに地獄餓鬼畜生および諸々の悪趣に堕ちん。

かくの如きらの作るところの罪障、今十方の三世諸佛に慚愧し發露して皆悉く懺悔す。

至心に發願す、願わくば我ら今日より無上菩提にいたるまで、一切処において常に普賢、文殊、觀音、勢至、地藏菩薩に値遇し、我をして恒に親近を得しめ、恭敬供養し菩提心を発し、永く退転せず。

恒に浄処、浄仏国土に生まれ、三障を斷除して永くもろもろの難を離れ無上道を成ぜんことを。





三障 惑、業、苦報

四恩 仏、国、社会、父母の恩

三有 本有(現身)当有(来世の身)中有(生死の中間)、あるいは欲界、色界、無色界

無間重罪 無間地獄に堕ちる重罪

三世 過去、現在、未来




法華懺悔略文は天台大師、大懺悔は慈覚大師

考え方としては、もともと仏の世界があって助けようとしてくれているのに、それを知らずに罪を作ったので、経典を読誦することによって懺悔する、ということですね

除災招福は、懺悔によってもたらされるという考え方です

まあ、懺悔して罪を滅すると仏の世界に戻ると



弘法大師にはこういう懺悔文は無いですね
やっぱ、密教は表徳門ですから懺悔はあまり重視しません

密教系では、密厳院発露懺悔文(みつごんいんほっろさんげのもん)というのは興教大師の作
興教大師の場合、この懺悔文を作ったら、当時の高野山の坊さん達に、自分たちの悪口を言われてるんじゃないかと勘ぐられて、襲撃され、高野山を追われました

ちなみに、高野山では、僕は密厳院の弟子です
苅萱堂のあるところです

0 件のコメント:

コメントを投稿

この投稿へのリンク:

リンクを作成

<< ホーム