長保寺客殿床の間(和歌山県指定文化財) 打出兎小襖引手 江戸後期

 

 

襖の絵は、岩瀬廣隆です(1808〜1877)
ぼんやりとした絵に見えますが、写真のせいではなく、こういう画風なのです

小襖のある床の間は、客殿(安永8年(1779)) にありますから、絵よりも引手は古いかもしれません

兎の意匠は、徳川家では、様々な場所でよく用いられます
徳川家康が大国主命を厚く信仰し、因幡の白兎の神話から、「優しさと恩返し」の象徴として兎を大事にするようになりました 

 

 


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