執当中御書物       一通
紙本墨書 縦46.7 横155.8
寛文12年(1672)6月17日

「執当」とは、寺社の庶務をつかさどる職の一つ。この史料では、延暦寺の子院である観理院の住職舜賀と円覚院の住職ジン恭が、守澄法親王の長保寺を定院室にせよとの令旨を確認し、紀州徳川家の菩提寺としての立場を長保寺に徹底させることを命じている。



和歌山県立博物館「長保寺の仏画と経典」より