徳川光貞寺領寄進状   一通

紙本墨書 縦47.9 横65.2
寛文12年(1672)9月10日

 江戸時代の当初、長保寺には慶長6年(1601)12月に浅野幸長から寄進された寺領5石が存在したが、寛文12年の定院室賜与にともなう一連の寺院整備の際に、徳川光貞から新たに寺領500石を寄進され、寺領が総計505石になったことを示す史料である。



和歌山県立博物館「長保寺の仏画と経典」より