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徳川茂承肖像    一面

油彩
縦74.7 横59.8
玉置照信筆 明治時代

 14代藩主徳川茂承の肖像画。七五桐紋の金モールの入った礼服を着用しており、明治期の貴族院議員時代の姿を描いたものと思われる。なお、黒漆塗の額には葵紋蒔絵が配列されている。
 作者の玉置照信(1879〜1957)は、和歌山市出身の洋画家で、パリ万国博覧会に入選した経歴を持つほか、舞台装置家としても活躍した。