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御馬絵       一幅 
 
紙本墨画
縦27.5 横44.0
徳川光貞筆 江戸前期

 藩の文芸活動振興に力を入れ、自らも水墨画の筆をとった2代藩主徳川光貞自筆と伝えられる馬の絵である。単純・素朴な描線ながらも、馬の特徴がよく表れている。安永2年(1773)に8代藩主重倫により、長保寺に奉納されたが、もとは鷹図の箱のなかに添えられていたもので、その後現在のような表装がなされたものと考えられる。