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憲海僧正名号       一幅

紙本墨書 縦55.0 横22.2
江戸前期(17世紀)

 ただひたすらに、仏を心に観察・想起することを「一心観仏」という。それが「妙法」すなわち絶対の真理であると称える字句を書したものである。なお、末尾に署名をしている憲海は雲蓋院の第4代住職である。


和歌山県立博物館「長保寺の仏画と経典」より