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石帯       二条 

部分長56.0〜66.5
江戸前期

 本帯と上手からなる石帯で、いずれも方形のかを括り付けた巡方帯と上円下方形のかを括り付けた櫛上帯とを折衷した通用帯である。ただし、一組は風神・雷神を陽刻した有文帯であるのに対して、もう一組は無文帯である。なお、いずれも本帯と上手を結ぶ紐は欠如している。これらは、伝頼宣所用として長保寺に伝来している。